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【自己分析のやり方】効率的に行うためのポイント5つ。自己PR・志望動機の作成方法

2022/12/28

就職活動を始めたらまず「自己分析」に取り組むのがおすすめです。

とはいえ、自己分析にどんなメリットがあるのかわからないままでは取り掛かりづらいですよね。


そこで、今回の記事では「自己分析」について詳しくご紹介します。

自己分析の目的・メリット、自己分析のやり方、その結果を活かして作成する自己PR・志望動機をわかりやすくまとめました。

自己分析を行う目的

なぜ就職活動で自己分析を行う必要があるのでしょうか?まずは、自己分析の目的・メリットなどについて理解しましょう。

自己分析ってなに?

自己分析を簡単に言うと「自身を深く探る」という意味です。
これまでの経験や出来事を振り返ることで、自分自身について整理します。

就職活動で自己分析を必要とする目的とは?

自己分析の一番の目的は、自分の特徴(長所・短所など)を具体的に振り返ることです。自分の特徴を理解することで、自分がどんな仕事・環境に向いているのかが、少しずつ見えてきます。

また、自分の特徴がまとまるとエントリーシート内の自己PR・志望動機なども効率的に作成することができ、面接の際にも、説得力のあるしっかりとした回答ができるようになります。

自己分析はいつまでにすればいいの?

自己分析は、就職活動の事前準備で行うことをおすすめします。

就職活動は「ここの企業で働きたい」と思う会社を選択するところから始まりますが、日本にはたくさんの業界・職種があります。自己分析を行わずに就職活動を始めてしまうと、応募する会社をなかなか決めることができません。また、なんとなくで自分に合っていない会社を選んでしまい、短い期間での離職に繋がる可能性があります。そのため、就職活動を始める前に自己分析をする必要があるのです。

ただ、自己分析を一度やっただけで終わらせるのは大変もったいないです。就職活動を始めると新しい自分を発見できたり、初めて出会う会社などが増えて就職活動の幅が広がります。
人の考え方は日々アップデートしていきますので、自己分析を一回で終わらせるのではなく、自身の価値観の変化に合わせて自己分析もアップデートしていくことをおすすめします。

自己分析を行うメリット

自己分析のメリットは主に4つあります。

  • ・自覚していなかった強み・弱点がわかる
  • ・自分に適した仕事選びができる
  • ・自分を深く知ることとで、効果的にアピールできる
  • ・入社後のミスマッチ予防

自覚していなかった強み・弱点がわかる

日々過ごしている中で、自分のことを振り返る機会はそんなにないかと思いますが、自己分析をすると自分の強みや弱みが少しずつ明確になってきます。

自分に長所なんてない…と思っていた人でも、自己分析を通して頑張ってきたことや成功したことを思い返すうちに自信が持てるようになります。

逆に、自分が不得意であることにも目を向けなければなりませんが、社会人として自分の短所を自覚することはとても大事なことです。面接時に「短所に対してどんな対策をしていますか?」と聞かれても、自己分析がしっかりとできていれば説得力がある回答ができますよね。

自分に適した仕事選びができる

仕事選びは、就職活動の一番最初にぶつかる壁になるでしょう。日本には多くの業界や会社があるため、膨大な数の求人から自分に合うものを選び出すのは至難の業です。
しかし、自己分析を行うことによって自分の特徴や求めている環境がわかるため、就職活動の軸となる業界や職種をスムーズに絞り込むことができます。

自分を深く知ることとで、効果的にアピールできる

自己分析をすることによって、自分らしいエピソードを語ることが出来るようになります。

本やインターネットで拾った素晴らしい言葉を並べても、何百、何千とエントリーシートを読んできた採用担当者には通用しません。自己分析をすることで「等身大の言葉」でしっかりとアピールができるようになります。

書類選考や面接時によくある質問が「自己PR」「志望動機」になります。質問に対して裏付けされている回答ができないと面接審査の通過は難しいです。回答に対しての裏付けをするには、自分自身を深く知っていないとできません。

入社後のミスマッチ予防

就職活動後に後悔するポイントは、入社後のミスマッチです。就職活動の際はとても魅力的な会社だと思っても、実際入社してみるとイメージと違う、社風に合わないなどギャップが発生してしまいます。

原因の一つが、表面的な仕事内容や給与などで入社を決めてしまう点です。

そのミスマッチを予防するためには、自己分析で「どのような環境だと実力発揮できるか。」など、仕事に対してのやりがい、モチベーションとなるものは何かを自分に問いかけてみるのはいかがでしょう。

仕事をしている以上、良いこともあれば嫌なこともあります。その時に表面上の魅力だけで仕事を選んでいるとすぐに会社を辞めたくなってしまいます。一方、自分に合ったやりがいやモチベーションとなるものがあると継続する力になります。

自己分析の方法を5つご紹介

実際に自己分析を作成してみましょう!

手順は5つの項目で作成します。

①【自分史の作成】過去の出来事など自身の情報をまとめる

自分史とは、自分の歴史を整理することです。

これまでどのような人生を歩んできたのか、客観的に自分を見つめ直しましょう。

  1. Y軸に「小学校」「中学校」「高校」「大学」の各時代別に項目を作り、X軸にまとめたい項目を並べます。できた枠をネガティブとポジティブの二つを作成します。
  2. 枠内に箇条書きで記入する。

    ※ネガティブは、苦手やうまくいかなかったことをまとめます

    例:「数学のみテストで悪かった」「部活を途中で辞めてしまった」など。

    ポジティブはネガティブの逆で、各項目でプラスなことを書きます。

②自分史から「なぜ?」を追及

自分史が完成したら、もう少し深掘りして行きましょう。

自分史の枠内に記載した内容に対して、「なぜ?」と問いかけてみて回答してみましょう。

例:中学校の数学の勉強が苦手だった場合、何故数学が苦手だったのかを問いかけて、「公式が頭に入らない」→「数字が苦手?」

上記の例の通りに、一つの項目に対して「なぜか」と一度だけ問いかけるのではなく、、深掘りした内容をもう一度「なぜ?」と連想ゲームのように問いかけることでより深掘りすることができます。

③自分史から「共通点」を見つけ出す

自分史で分析できた内容から共通点を見つけ出します。
②で出た「なぜ?」を追求していくと違う項目から共通点がでてきます。

④自身の強み・弱み(長所・短所)を分析

共通点を整理できたら、その共通点から自分の強みとなる部分と弱点を分別していきます。

自分の強みと弱みがわかると、履歴書や面接の際に質問される「長所・短所」について、準備完了です。

⑤自分史から自分の将来像を考える

ここまで、分析した結果の総括として、自分の将来像を考えましょう。将来像は、自分がこうなっていきたいという、現時点での目標となります。

1年後、社会人としてマナーを身につける。
5年後、会社に後輩・部下ができて、頼られる存在になる。
10年後、会社の売上に貢献できるよう部下の管理と新しいアイデアを提示できるようになる。

上記のように、会社でどのような立ち位置になってどう会社に貢献するのかや人間としてどのように成長していきたいか、など。決め方は自由です。

また、「最終的に●●な人材になる!そのためには、まず入社後に…」という風にゴールとなる将来像を先に決めてしまう方法もあります。

自己分析から自己PR、志望動機を作成する方法

自己分析をおこなうメリットの一つとして、自己PRと志望動機の作成をスムーズに進めることができることです。

自己PRは、分析結果ででた「自分の強み」を整理して記載することで、裏付けがある自己PRを作成することができます。

志望動機は、自己分析で確認した「仕事探しの軸」と「志望した企業の特徴」との共通点を見つけて、作成していきます。


例:
仕事探しの軸
・協調性があり、一つの目標に対してチーム一丸となって達成へ向かう。
・人の繋がりを大切にしていきたい。

志望企業の特徴と共通点

・チーム制で営業。チーム目標があり、達成することでインセンティブがある。
・人の繋がりを大切にする仕事内容で。社内イベントも多い。

上記のように自身の仕事選びの軸と志望した企業の特徴をマッチさせることで、説得力があるアプローチができます。

まとめ

今回は自己分析の方法についてまとめて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

自己分析は、自分自身を知るうえでとてもメリットが大きいです。今回の記事を参考にぜひ自己分析を実施してみてくださいね。

自己分析は一人で進めると行き詰まりを感じやすいです。ぜひジョブカフェSAGAの自己分析セミナーや個別相談を活用してください。キャリアアドバイザーがあなたの自己分析をお手伝いします。

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